人生完全攻略ガイド

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人生完全攻略ガイド第7回 習慣化

習慣化の強み

人間は、一日の大半を習慣化された作業――ルーチンワークによって過ごします。
朝起きて歯を磨いて、顔を洗って、朝食を食べて。そして学校や会社に向かう。

つまり習慣というのは『やって当たり前のこと』です。

もしも、『毎日やって当たり前のこと』に、自分がやりたいと思っていることを組み込むことができれば、継続的な努力を、さほど苦もなく続けることができます。(と言ってもまったく苦痛がなくなるわけではありません。期待しすぎると痛い目を見ることになります)

つまり、長期的な努力が必要な物事に対して取り組む場合、その努力を、食事をするのと同じくらい、当たり前の努力として継続できるようにするべきだと思います。

われわれがいま話しているのは、創造的な睡眠のことだと考えていただきたい。寝室と同様、書斎は夢を見ることができるプライベートな空間だ。毎日ほぼ同じ時間に書斎に入って千語書くのは、毎晩ほぼ同じ時間に就眠儀式をしてからベッドに入って眠るのと同様、それを習慣化し、そこで夢を見るためである。『スティーブンキング、書くことについて』より

スケジュール管理


習慣化するには、取り組むことに対して詳しく知る必要があります。
ラソンをするのであれば、気温が低くて人気の少ない早朝か夜の時間帯が良いでしょうし、勉強をするのであれば、集中力が高まっている午前中にしたほうが良いでしょう。
そして取り組む時間とノルマを決めたなら、それを破らないようにしましょう。

今日は友だちと遊ぶから、などと自分に言い訳をするのはよくありません。ルールというのは硬くて薄い金属板のようなものです。一度折り曲げてしまえば、そこに折り目がついてしまって、二度ときれいな状態には戻りません。

つまり、たった一度でもルールを破れば、二度目以降はごく簡単に破るようになってしまうものです。

友達と遊ぶために学校をサボったりしないのであれば、自分で決めた目標についても、同じような覚悟を持って取り組む必要があります。

どうしても友達や同僚の誘いを断れないのであれば、可能な限り、邪魔の入らない時間を利用することです。


つまり、何かしらのイレギュラーが入り込むような日時は、なるべくルーティーンとして組み込まない方が安全です。


自分のルーチンワーク

自分の場合は、基本的に作業の重要性で優先順位で決めています。

まず起きて最初にやるのは『自分にとって最も大切な仕事』からです。
最大の集中力を必要としていて、最善を尽くしたいと感じている作業を最初に持ってきます。
この時は可能な限り休憩もとりませんし、邪魔もされないようにします。

次にやるのは『やるべき仕事』です。
生きていくために必要な仕事や、やりたい、やりたくないに関わらず、やらなければいけないことをやります。それなりに集中力が必要なことですが、それなりの出来でも構わないことやります。

最後にやるのは『趣味や興味のあること』です。自分の場合は、この時間に絵を描いたり、あるいは映画を見たり、テレビを見たりします。一日仕事をした後なので、集中力はすでに絞りカスとなっていて、まともなことは出来ません。自然と集中できるような楽しい仕事をしましょう。
フェルマーの最終定理を解いたり、ABC予想について夜に考えるのはあまりおすすめしません。