人生完全攻略ガイド第8回 インターネットとの付き合い方
インターネットが商用利用されはじめたのは1980年代末と言われています。
つまり、インターネットの歴史というのはかなり新しい分化です。それ以前はラジオやテレビなどの受動的コンテンツが娯楽のすべてでしたが、インターネットが出来てからは全く違う時代になりました。インターネットはそれまでとは比較にならないほど多様な上に、相互的なコンテンツです。
それまでの娯楽も、決して消えたわけではありませんが、今や間違いなく娯楽の王者と言っても良いでしょう。
SNS、オンラインゲーム、動画サイト、テレビやラジオもインターネット上で済ます事もできますし、調べ物をするにも圧倒的に便利です。まさしく人類の英知の詰まった20世紀最高の発明と言っても良いかもしれません。
しかし、どんな発明にも功罪が存在ます。それが偉大な発明であればあるほど、罪も深くなります。
ですが、現代社会でインターネットを使わない人間はほとんど居ないでしょう。
一日に何時間もネットを利用しているのが異常だと書かれることがありますが、それは時代の変化でしかないと思っています。70代は1日にして6時間テレビを視聴するという記事もあるように、昔の人間はテレビに依存し、それより前の人間はラジオや小説に依存していたでしょう。
つまり問題なのはテレビやネットではなく、本人やそれを取り巻く環境の問題だと思っています。
悪い状況に置かれている人間は、何かしらに依存せずには居られないというだけであって、インターネットが特別悪いというわけではありません。
そもそも、娯楽というのは人間を癒やすためにあります。疲れている人間や、傷ついている人間がそれに依存してしまうのは当然のことであり、責めるべきは娯楽ではなく、歪みを生み出している他のなにかだと思っています。
しかし、もしも「自分は完全にインターネット依存症で、それを治したい」と思っているのならもうしばらくお付き合いください。
自分の場合、一時期は完全に海外ドラマ中毒で、同じドラマを何度も見返したことがありますし、有名なドラマは片っ端から視聴しました。(今でも有名作品は結構見ています)
おそらく海外ドラマの視聴に使った時間は1000時間を軽く超えると思います。1000時間あれば、おそらく資格がいくつも取れたでしょうし、時給千円でバイトをしたとしても、100万円になります。
ですが、自分は別にそのことを後悔していません。
なぜならそれは楽しかったからです。
空想の物語というのは現実生活には役立たないと考えられがちですが、それはごく表面的なものの見方だと思います。物語の登場人物は、なにかしらの思想や教訓、多様な人間性などを教えてくれますし、真摯に作り込まれた世界観やキャラクターを見るのは感動的です。
ですが、同じ娯楽でも、ソーシャルゲームに費やしていた時間は本当に無駄だったと思って後悔しています。
ソーシャルゲームというのは、本当の意味での『暇つぶし』であり『依存症生成器』です。
ソーシャルゲームというのは、人間を依存させるテクニックをこれでもかというほど詰め込んだ、ドラッグのようなものです。もちろん、他の娯楽にも似たような性質はありますが、ソーシャルゲームほどひどいものはありません。
退屈な周回で時間を奪い、ログインボーナスで毎日触ることを強要、ガチャというギャンブルを利用した集金システム等々……最悪の組み合わせです。人間の心理を悪用した、最悪の発明だと思っています。
コンシューマーゲームと比較すると、ストーリーもゲームシステムもスカスカで、冷静に考えればプレイする価値などまるで無いのです。
特に最悪なのが、ソーシャルゲームの殆どがPay to win(課金する方が有利になる)システムを取っていることです。海外ではガチャ(ルートボックス)の規制が進んでいて、ガチャがあったとしても、アバターが手に入る程度の物が多いですが、日本のソーシャルゲームは違います。
日本のソシャゲの本質はガチャにあると言ってもいいほどの内容のものばかりです。話題になるのは新キャラの強さであり、その排出率であり、何回のガチャでそれを引くことができたかです。
しかし、金を払うほど強くなりますが、ゲームは絶えずインフレしていて、新しいキャラクターがより強くなります。だから一度強くなっても安心できません。すぐにまた金が必要になります。
競技性のあるゲームなら、まだ許せます。競技というのは人間の思考力や、努力の大切さ、情報収集のテクニックなどを学ぶ事もできるからです。コミュニケーションツールとしてのゲームも良いでしょう。
ですが、ソーシャルゲームというのはほとんど競技シーンはありません。コミュニケーションも重要ではないでしょう。
ただ金を浪費して、時間も浪費するだけです。
と……本題から逸れてしまいました。
今回の記事の目的はソシャゲをこき下ろすことではありませんでした。それに、ソシャゲの中にも、私が知らないだけで、良心的で面白いものもあるかもしれません。
ともかく、重要なのは自分がどう思うかということです。
私の場合は、ソーシャルゲームは時間の無駄だと思っているのでやりません。が、他人にまでその考えを押し付けるのは間違ったことだと思いますし、ソーシャルゲームの中に特別な価値を見つける人間も多く居るでしょう。
つまり、その時間の使い方で後悔するか、しないか。
そのことをよく考えて、不要だと思ったならその時間を減らす努力をすべきです。
そしてもしも、「やりたいことがあるのに、時間が足りない」と、そう思うことが多いのであれば、インターネットとは少し距離を取ってみた方が良いかもしれません。
そして、インターネットがたとえ善であれ悪であれ、距離を取る方法を知るのは良いことだと思いますからその自己流のテクニックについて解説していきます。
インターネットにアクセスするためは、いくつか方法がありますが、大抵はPCかタブレット、あるいはスマホを使うことになるでしょう。
自分の場合、スマホを無駄に使わないようにする時は、以下のアプリを使用しています。
スマホ依存対策アプリ
これは起動して時間を設定すると、その時間の間、電話以外の機能が使えなくなるというアプリです。
強制的なロックが掛かり、再起動してもロックは消えません。
最初のうちは苦しかったりしますが、慣れればマシになります。
PCの場合はもっと物理的です。自分の場合は、PCに無線Lan子機を接続してインターネットを利用しているので、その無線LAN子機を取り外して、遠く手の届かない場所に置いておくことにしています。
有線で接続している場合はLANケーブルを取り外したり、一人暮らしをしているのであれば、ルーターの電源を落とすのも良いでしょう。ここで重要なのが、ネット接続しなおすのが面倒くさくなるような状態にしておくことです。
ルーターの電源を切っただけだと、再起動するのも簡単ですから、油断するとすぐにネットに接続してしまいます。
一番良いのは、ルーターを完全に片付けてしまうことです。そこまでするのが面倒なら、アダプタだけを取り外して、どこかにしまうのも良いでしょう。
いっそ、どこかに出かけるのも良いかもしれません。スマホなしで、財布だけを持ってどこかに出かければ、強制的にインターネットと離れることができます。
そして徐々に、自分とインターネットとの適正な距離を知る努力をするのが良いと思います。
参考サイト様
インターネットの歴史
つまり、インターネットの歴史というのはかなり新しい分化です。それ以前はラジオやテレビなどの受動的コンテンツが娯楽のすべてでしたが、インターネットが出来てからは全く違う時代になりました。インターネットはそれまでとは比較にならないほど多様な上に、相互的なコンテンツです。
それまでの娯楽も、決して消えたわけではありませんが、今や間違いなく娯楽の王者と言っても良いでしょう。
SNS、オンラインゲーム、動画サイト、テレビやラジオもインターネット上で済ます事もできますし、調べ物をするにも圧倒的に便利です。まさしく人類の英知の詰まった20世紀最高の発明と言っても良いかもしれません。
しかし、どんな発明にも功罪が存在ます。それが偉大な発明であればあるほど、罪も深くなります。
ネット中毒について
インターネット中毒という問題については、様々な意見がネット上に散見されますが、たいていはネガティブな意見ばかりです。引きこもりや不登校を引き起こしている主犯格のように書いている記事もあります。ですが、現代社会でインターネットを使わない人間はほとんど居ないでしょう。
一日に何時間もネットを利用しているのが異常だと書かれることがありますが、それは時代の変化でしかないと思っています。70代は1日にして6時間テレビを視聴するという記事もあるように、昔の人間はテレビに依存し、それより前の人間はラジオや小説に依存していたでしょう。
つまり問題なのはテレビやネットではなく、本人やそれを取り巻く環境の問題だと思っています。
悪い状況に置かれている人間は、何かしらに依存せずには居られないというだけであって、インターネットが特別悪いというわけではありません。
そもそも、娯楽というのは人間を癒やすためにあります。疲れている人間や、傷ついている人間がそれに依存してしまうのは当然のことであり、責めるべきは娯楽ではなく、歪みを生み出している他のなにかだと思っています。
しかし、もしも「自分は完全にインターネット依存症で、それを治したい」と思っているのならもうしばらくお付き合いください。
その時間は不要なのか、必要なのか?
インターネットで浪費する時間を他のことに当てられれば、きっと何かが出来ただろうな。と、思ったことは誰でもあると思います。自分の場合、一時期は完全に海外ドラマ中毒で、同じドラマを何度も見返したことがありますし、有名なドラマは片っ端から視聴しました。(今でも有名作品は結構見ています)
おそらく海外ドラマの視聴に使った時間は1000時間を軽く超えると思います。1000時間あれば、おそらく資格がいくつも取れたでしょうし、時給千円でバイトをしたとしても、100万円になります。
ですが、自分は別にそのことを後悔していません。
なぜならそれは楽しかったからです。
空想の物語というのは現実生活には役立たないと考えられがちですが、それはごく表面的なものの見方だと思います。物語の登場人物は、なにかしらの思想や教訓、多様な人間性などを教えてくれますし、真摯に作り込まれた世界観やキャラクターを見るのは感動的です。
ですが、同じ娯楽でも、ソーシャルゲームに費やしていた時間は本当に無駄だったと思って後悔しています。
ソーシャルゲームというのは、本当の意味での『暇つぶし』であり『依存症生成器』です。
ソーシャルゲームというのは、人間を依存させるテクニックをこれでもかというほど詰め込んだ、ドラッグのようなものです。もちろん、他の娯楽にも似たような性質はありますが、ソーシャルゲームほどひどいものはありません。
退屈な周回で時間を奪い、ログインボーナスで毎日触ることを強要、ガチャというギャンブルを利用した集金システム等々……最悪の組み合わせです。人間の心理を悪用した、最悪の発明だと思っています。
コンシューマーゲームと比較すると、ストーリーもゲームシステムもスカスカで、冷静に考えればプレイする価値などまるで無いのです。
特に最悪なのが、ソーシャルゲームの殆どがPay to win(課金する方が有利になる)システムを取っていることです。海外ではガチャ(ルートボックス)の規制が進んでいて、ガチャがあったとしても、アバターが手に入る程度の物が多いですが、日本のソーシャルゲームは違います。
日本のソシャゲの本質はガチャにあると言ってもいいほどの内容のものばかりです。話題になるのは新キャラの強さであり、その排出率であり、何回のガチャでそれを引くことができたかです。
しかし、金を払うほど強くなりますが、ゲームは絶えずインフレしていて、新しいキャラクターがより強くなります。だから一度強くなっても安心できません。すぐにまた金が必要になります。
競技性のあるゲームなら、まだ許せます。競技というのは人間の思考力や、努力の大切さ、情報収集のテクニックなどを学ぶ事もできるからです。コミュニケーションツールとしてのゲームも良いでしょう。
ですが、ソーシャルゲームというのはほとんど競技シーンはありません。コミュニケーションも重要ではないでしょう。
ただ金を浪費して、時間も浪費するだけです。
と……本題から逸れてしまいました。
今回の記事の目的はソシャゲをこき下ろすことではありませんでした。それに、ソシャゲの中にも、私が知らないだけで、良心的で面白いものもあるかもしれません。
ともかく、重要なのは自分がどう思うかということです。
私の場合は、ソーシャルゲームは時間の無駄だと思っているのでやりません。が、他人にまでその考えを押し付けるのは間違ったことだと思いますし、ソーシャルゲームの中に特別な価値を見つける人間も多く居るでしょう。
つまり、その時間の使い方で後悔するか、しないか。
そのことをよく考えて、不要だと思ったならその時間を減らす努力をすべきです。
そしてもしも、「やりたいことがあるのに、時間が足りない」と、そう思うことが多いのであれば、インターネットとは少し距離を取ってみた方が良いかもしれません。
インターネットとの距離のとり方
ここまでいろいろなことを書きましたが、豊かな人生を送るためには、自分で自分を制御する必要があると思います。そして、インターネットがたとえ善であれ悪であれ、距離を取る方法を知るのは良いことだと思いますからその自己流のテクニックについて解説していきます。
インターネットにアクセスするためは、いくつか方法がありますが、大抵はPCかタブレット、あるいはスマホを使うことになるでしょう。
自分の場合、スマホを無駄に使わないようにする時は、以下のアプリを使用しています。
スマホ依存対策アプリ
これは起動して時間を設定すると、その時間の間、電話以外の機能が使えなくなるというアプリです。
強制的なロックが掛かり、再起動してもロックは消えません。
最初のうちは苦しかったりしますが、慣れればマシになります。
PCの場合はもっと物理的です。自分の場合は、PCに無線Lan子機を接続してインターネットを利用しているので、その無線LAN子機を取り外して、遠く手の届かない場所に置いておくことにしています。
有線で接続している場合はLANケーブルを取り外したり、一人暮らしをしているのであれば、ルーターの電源を落とすのも良いでしょう。ここで重要なのが、ネット接続しなおすのが面倒くさくなるような状態にしておくことです。
ルーターの電源を切っただけだと、再起動するのも簡単ですから、油断するとすぐにネットに接続してしまいます。
一番良いのは、ルーターを完全に片付けてしまうことです。そこまでするのが面倒なら、アダプタだけを取り外して、どこかにしまうのも良いでしょう。
いっそ、どこかに出かけるのも良いかもしれません。スマホなしで、財布だけを持ってどこかに出かければ、強制的にインターネットと離れることができます。
そして徐々に、自分とインターネットとの適正な距離を知る努力をするのが良いと思います。
参考サイト様
インターネットの歴史