人生完全攻略ガイド

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人生完全攻略ガイド第10回 名作を探すコツ

1良いものを探す時は、古いものの中から探す

というものも基本的に、世の中では新しいものが評価される(あるいは、目に付きやすい)システムになっています。
それが実際に優れているかどうかは問題ではありません。新作ドラマや映画は多くの広告が打ち出され、目に付きます。また、人間の本能として、新しいものに興味を示すという性質もそれに組み合わさっているおかげでしょうか。真新しいというだけで、ある程度の注目をあつめます。
そして、古い名作というのは、基本的に宣伝されません。ですが、冷静に考えてみて、適当に選んだ最新作が名作である可能性よりも、過去を振り返って名作だと判定されている作品の方が優れている可能性は圧倒的に高いはずです。
もちろん、技術の進化や文化の発展を考慮に入れれば、作品全体の平均値は過去よりも現在の方が高まっているはずですし、評価だけが独り歩きをして、現代人の感覚とはかけ離れてしまっている過去の作品もあると思います。

ですが、それを考慮しても、まったく新しいものの中から探すより、少し古くても、評価が確定している物の中から良いものを探したほうが効率的だと思います。

ちなみに、2019年度の日本ドラマの総数は74作品でした。日本のテレビドラマ一覧 (2010年代) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すべてをチェックするとしたら、膨大な時間が掛かりますし、とても効率的とは言えません。(まあ、そんなことをしている人間はほとんど居ないでしょうが)
なら、どのように良い作品を探せば良いのでしょう?

2受賞作から作品を探す

自分が作品を探す時、いくつかの方法がありますが、最も信頼性が高いのは、受賞作の中から探すことです。映画で言えば、アカデミー賞の信頼性が高いです。海外ドラマを探す場合はゴールデングローブ賞エミー賞がおすすめです。漫画の場合はこの漫画がすごい!で、小説の場合はノーベル文学賞が良いと思っています。(これはあくまで自分の感覚の話で、自分なりに信頼出来る賞を探すことをおすすめします)
また興行収入などの売上を参考にするのも悪くありません。映画ではなく、漫画や小説など、あらゆるジャンルで利用できる探し方です。ただし、売上を参考にして探すと、大衆的な作品が一番人気になりがちなので、広く浅くウケる作品が目につきやすくなり、深いテーマの作品などは見つかりづらくなります。

3自分と感性の似ている人間の評価を聞く

これは最も一般的な方法かもしれません。学生時代は、ゲームやドラマを知るきっかけになるのは大抵友人達との会話でした。
同学年で、普段から同じような生活をしている人たちですから、感性も比較的親しくて、その人達が面白いと思える作品は、自分にとっても面白いものです。

ただし、大人になるとそう簡単ではなくなります。感性は多様化して、好みも当然細分化します。旧知の友人に聞いても、四六時中一緒に居た昔ほどは感性が一致していないので、あまり正確ではありません。

そこで役に立つのは、SNSやブログです。やはり、自分と同じような趣味を持っている人間が好きになるものは、自分も好きな作品である可能性が高くなると思っています。自分の好きな作品について語っているアカウントを探し出して、そのアカウントが紹介している別の作品を漁ったりするのも良いと思います。